セキネデンタル通信

2015年1月 8日 木曜日

赤ちゃん子育て中の通院

先日、妊娠中の治療や、デンタルケアのお話をさせていただきました。
その際、つわり期のデンタルケアの難しさにも触れました。

では、つわりが終わって出産してしまえば、何も問題ないのかと言われれば、私はそうではないと思っています。
と言いますのも私の体感的に、産後、赤ちゃんと一緒にセキネデンタルクリニックにご来院いただけるお母様は、ほとんどいないからです。
お母様だって、歯石除去をしなければいけませんし、歯科検診も行ってほしいです。
虫歯が出来ないわけではありません。

【周りの目が気になるのでは?】

ではなぜ、赤ちゃん育児中のお母様が当院へご来院されないのか。
その大きな理由は、病院内での周囲の目が気になるからなのではないでしょうか?
赤ちゃんがいれば、泣くことだってあります。
もし治療中に赤ちゃんが泣いてしまったら、先生やスタッフ、それに他の患者様へ迷惑がかかると考えているのでは?

赤ちゃんが泣くのは当たり前!私はそう思っています。
他の方への迷惑?他の大人の方だって、そうやって迷惑をかけて大きくなってきたのです。
私はそんなことを気にして、歯医者へ通院できないお母様の方が心配です。

【デンタルケアは、つわり期と同じ!】

それじゃなくても、授乳期のお子様を抱えているお母様は、虫歯リスクが高いと私は考えております。
昼夜問わずの育児で、歯磨きがおろそかになったり、変な時間に食べ物を口にしたりしがちだと、耳にしたことがあります。
だからこそ、歯科検診もしっかり受けてほしいです。

日々のケアは、つわり期同様、歯磨きがままならなければ、せめて口を濯ぎましょう。
これだけでも、虫歯リスクを軽減できるはずです。

投稿者 セキネデンタルクリニック